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以前に書いた『日本から広まった紫陽花』 の記事でも触れましたが、紫陽花は世界中で品種改良が盛んで毎年のように新品種が生まれています。日本では近年、島根県のオリジナル品種の人気が高まっているようです。
島根県が協力して発足した島根県アジサイ研究会では、ブランド力の高い魅力的な商品づくりを目指し2010年からオリジナルの紫陽花開発が進められていて、現在では6品種となるそうです。
「万華鏡」「美雲」「銀河」「茜雲」「星あつめ」「月うさぎ」
と名付けられたオリジナル紫陽花。これまで、色々な紫陽花を見てきれいだなと思っても品種名まで注目したことがあまりなかったのですが、島根アジサイは名前も素敵で覚えたくなります。
代表作の「万華鏡」は、花色のグラデーションが美しく万華鏡を覗いているような煌びやかさを持つ、八重咲(花びらが重なって咲くこと)の品種です。
島根アジサイの色はブルーかピンクのみだったのが、2023年に発表された一番新しい品種「月うさぎ」はうさぎの耳のようなガクをもつ純白の紫陽花で、今最も注目が集まっているようです。